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■■モトバイと私■■




写真はトゥクトゥク。タイのトゥクトゥクとはちょっと違いますが、バイクタクシー、トゥクトゥクまとめてモトバイということで。

カンボジアだけでなく、ベトナム、ミャンマーなど旅する方、特にひとりで旅する方にとっては大事な「足」、モトバイ。「ひとりで旅行、さみしくないの?」とよく聞かれますが、不思議とさみしくない。それはひとえにモトバイのお兄さん達のおかげかもしれません。

シェムリアップの遺跡巡りには足は必要。ですがプノンペンは都会といっても中心地は小さなものだし、今回はできるだけ歩いてまわろう!、、という私の気持は旅の初日のぎんぎらぎんの太陽の下にでたとたん見事にうちくだかれました。                        プノンペン滞在中も随分モトバイのお世話になりました。いろんな人がいます。ぼりぼりぼってくる人、待ち合わせしたのにお昼御飯を食べにいってなかなか戻ってこない人。         あるときは「高い!」「いや!安いよ!」とやっと値段交渉のすえ合意、朝御飯食べてないからまずどこかレストランへ、というと「おれもたべてないから1ドルちょうだい」「!なんであんたの朝御飯代まで私が払わなきゃいけないの!」「いってみただけ。わかったわかった」そんな彼も聞けば夜は大学へ通い、夕方は子供達に英語を教え、昼間はモトバイ。学校をでたら国語の先生になるんだ、と話してくれましたっけ。教師になるような教育を受けていても食べていくのもやっとこさ。もらえるものは1ドルでも多くもらう、これがカンボジアの現実なのかもしれません。

五月のプノンペンといえば乾季のまっただなか。まだまだ日ざしは痛いほど強く、「この季節はいやなんだよ。日に焼けてくろくなっちゃうから」なんて言うのを聞くと若い男の子のいうことは万国共通だな、と思ったり。その後訪れた某5つ星ホテルの前で「うわー、初めてきたよ。きれいだねぇ〜、、」とため息まじりに呟いてたお兄さん。近くに住んでいても彼にとってはここは別世界。そこに泊まることななくても自由に出入りする私も別世界の人間なのかな、と思ったり。

そういえば、カンボジアの人達のする手をあわせるご挨拶。これに3種類あることを教えてくれたのもモトバイでした。「普通の挨拶は顔の下で、目上の人にはおでこまでもってきて、王様には頭の上で合掌するんだよ。」教えてもらってさっそく訪れた子供達の舞踊教室で先生におでこのところまで手をもってきてご挨拶しましたっけ。

モトバイは「足」だけでなく私にいろんな思い出を提供してくれました。

ぐんぐん出るスピードにエンジンが悲鳴をあげ、「、、このままこの車はばらばらになってしまうんじゃないか、、?!」と何度思ったことか。そんな私の心配をよそにきっと今日もモトバイたちはは土ぼこりと車の排気ガスの中を猛スピードで走っていることでしょう。



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